基本的なイタリアンマナーとは
外食というと日本ではイタリアンが主流です。
しかし、ファミリーレストランなどでも手軽に食べることができるため、マナーを気にして食べる機会はあまりありません。
大人になれば本格的なイタリアンを頂くこともあるかもしれませんし、イタリアに旅行に行くこともあるかもしれません。
そんな時に基本的なマナーができていないと恥をかいてしまいます。
格式高いイタリアンレストランではスタッフが椅子を引いてくれます。
軽く会釈して左側から座りましょう。
バッグは籠があるなら中へ、なければ椅子と背中の間に置きます。
そのため、あまり大きなバッグを持って行く場ではありません。
携帯電話もマナーモードにしておくこと、なるべく食事中にトイレには立たないことなどは基本的なことです。
スパゲッティを食べる時のマナー
日本では女性はスプーンを使っていただく方も多いですが、本場イタリアではフォークしか使いません。
スプーンを使うのはパスタをうまく食べられない子供だけとも言われているので、フォークだけで上手に食べられるようになっておくのがいいでしょう。
国内ならスプーンも用意されているので、使っても問題はありません。
フォークで上手にパスタをまくには、2,3本を目安に、お皿の丸みを利用して巻きます。
あまり巻きすぎると口に入りきらず、口周りを汚してしまいますし、大きな口を開けることになり美しくありません。
食べにくいからと顔をお皿に近づけて食べてしまうのもNG行為です。
また、ソースがかかっているパスタはぐちゃぐちゃと混ぜてしまうと汚くなってしまうので混ぜるのはおすすめできないでしょう。
良く言われていることですが、海外では麺をズルズルと啜るのは行儀が悪いと言われています。
啜っていいのはうどん、そば、ラーメンなど日本食だけですので注意してください。
ピザを食べる時のマナー
日本ではピザは手で食べるものですが、本場イタリアではフォークとナイフを使います。
三角形の頂点から丸めていき、ナイフで一口ずつ切って食べるというのが基本的なマナーとされています。
本場でも手で食べる人はいるので、NGというわけではありませんが、綺麗に食べたいのならナイフとフォークを使ってみるといいでしょう。
イタリアンは日本人にとってはカジュアルな料理ですが、マナーを見ると意外と難しかったりするものです。
国内でいただく分には細かいマナーができなくても、綺麗に食べることを心がけるだけでかなり違う印象になるでしょう。
ただ、本場イタリアに行った時には、できるだけ本場のマナーに従い食事をすることをおすすめします。